KRCXの特長
KRCXは、被削性・焼入性・靭性を驚異的に向上させ、フレームハードおよびSKD11との積み合せ熱処理による総焼入れも可能な冷間工具鋼です。
納期短縮
優れた焼入性
1.優れた被削性。

冷間工具鋼トップクラスの被削性を示します。
焼入焼戻し後の被削性も良好のため、修正加工が容易です。


2.優れた焼入性。

焼入温度範囲が850℃〜1030℃と広く、SDK11やSK33と同じ条件で焼入ができます。
1030℃ガス冷の焼入れができます。


3.優れた靭性。

靭性に優れるため、欠けや割れを軽減できます。

4.幅広い用途範囲。

汎用冷間工具として金型、部品、治工具など幅広くご使用いただけます。

 

用 途
総焼き 各種冷間金型、ダイプレート、ストリッパープレートなどの金型部品、各種治工具
フレームハード 抜き型、絞り型、曲げ型などの冷間金型
 

KDA1Sの位置付け
 

靭性
シャルピー衝撃値 抗折値
KRCXは靭性が優れており、割れなどのトラブルを軽減できます。 KRCXはSKS3同等以上の抗折値、たわみを示します。


 

耐摩耗性
 
物性値
KRCXはSKS3同等以上の耐摩耗性を示します
熱伝導・熱膨張

 

特性比較

 

被削性
正面フライス ラフィングエンドミル
KRCXは冷間工具鋼トップレベルの被削性を示します。 KRXCはラフィングエンドミルによる粗加工性も良好です。
ドリル ドリル(小径)
KRCXは穴あけ性も良好であり、折損などのトラブルが軽減されます。 KRCXは小径ドリルでの加工も良好で安定した穴あけ加工ができます。
エンドミル(焼入焼戻し材) 抗折値
KRCXは焼入焼戻した高硬度材でも良好な被削性を示します。